海外窓口の必要性
想像してみてください。あなたがインターネットでとても面白い製品を見つけたとします。中国の会社の製品でHPから注文できます。
あなたは注文するでしょうか? しないでしょう。
その中国の会社がどんな会社か、信用できるかどうか分からないからです。
しかし、その中国の会社のHPに海外販売パートナーとして日本の会社の連絡先が掲載されていればどうでしょう?
少なくともその日本会社にメールしたり電話したりはするでしょう。
日本語で気兼ねなく問い合わせできるからです。
あなたの会社の海外の潜在顧客も一緒です。その国に問い合わせ先があれば気軽に連絡してくれます。日本本社にメールしろ、と言われれば躊躇します。
我々は、御社の製品に適した海外の販売パートナーを世界中に見つけることもできます。また米国であれば我々自身が販売パートナーになることもできます。
しかし、ただ、海外に販売パートナーを見つければよいというものではありません。
海外企業との関係継続は簡単ではありません。
とくに海外に不慣れな会社がよく言われることがあります。
「海外企業との面談を設定してください。あとは自分たち出来ますから。」
この「あとは自分たちで出来ますから」というのは、英語をしゃべれる人材が社内にいるという事のようです。
ところが、実際に海外企業との継続的な関係を維持するのは難しいのです。
英語がしゃべれれば関係継続ができるという事ではありません。
関係を続けるためには相当な努力と仕掛けがいるのです。
その意識を強くもっていただきたいのです。
海外に不慣れな会社に分かってほしい事は、
「相手を見つけるのも仕事だが、関係を継続させるのは更に大きな仕事」です。
我々の営業トークと思われるかもしれません。
しかし、本当の深刻な問題に基づいた営業トークです。